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薬剤師として救急指定病院で働きたいと考えている人もいるでしょう。救急指定病院というのは、事故にあったり病気で体調が急変した人などへの対応が求められます。とくに生命の危機にある患者に対しては迅速な処置が求められるため、そのときにできる最適な治療法を選択していく必要があるのです。時間的な制約もありますし、状態は次々に変化していくことも考えられるので、簡単な職場ではないのだと考えておかなければいけません。
そのなかでの薬剤師の役割としては、急性期の薬物療法を行っていくために欠かせない存在となっているのだと言っていいでしょう。病態や疾患というのは、運ばれてくる人の数だけあると言えます。そのなかで、緊急性や重症度によって危機を回避していく方法を決めなければいけません。薬物療法の場合は、投与の方法や量、どの薬剤を投与するのかという選択などが患者の命を救う重要な要素となりますし、そのために薬剤師がいるというわけです。
救急指定病院で働く薬剤師に求められるのは、急性期の症状や状態に対する正確な知識なのだというわけです。現場では看護師や医師からも意見を求められることも多くあり、専門的な知識とスキルをフルに活かして対応していくことになるのです。当然、治療方針や治療内容についてもチームの一員として積極的に関わっていくことになります。薬剤師というと医療現場では裏方のイメージを持っている人もいるかもしれませんが不可欠な存在であるのです。
救急救命の現場ではその専門性が重視されており、救急認定薬剤師の制度が2010年から始まっています。これは、救急医療における薬物療法についての知識と技術を有していると認められた人が受けることができる認定薬剤師の資格です。実務経験が5年以上、救急医療での経験が2年以上あり、指定の講習を修了していることなどが条件となっています。このように高い知識と技術によってステップアップしていくことができる就業先となっています。
これから救急指定病院で働きたいと考えている薬剤師の人は、リクナビ薬剤師のような転職エージェントを活用するのがいいでしょう。いろいろな求人案件を扱っているので、自分の希望する条件で働くことができる可能性も広がります。業界に精通しているキャリアアドバイザーに相談をすれば、就業先についてのより詳しい情報を教えてもらうことができるでしょう。給与などの条件交渉や、面接日の設定なども代行してくれるのです。