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薬剤師のなかには都立病院で働きたいと考えている人もいるでしょう。都立病院における採用については、東京都職員採用試験の類Bのなかの薬剤Aという区分を受験する必要があります。薬剤Bという区分もありますが、こちらは福祉保健局に配属されて健康安全研究センターなどで働くものです。薬剤Aの試験については、3月に東京都職員採用試験の試験案内が配布されます。そして、申し込みは4月上旬の1週間ほどで締め切られることになっています。
5月上旬には第1次試験があり、一般教養と専門分野の筆記試験があります。6月上旬には第1次試験の合格発表があり、通過者は7月下旬の第2次試験に進みます。第2次試験では人物についての個別面接が行われるようになっています。8月上旬には合格発表があり、第2次試験に合格すれば、10月には採用内定となります。そして翌年の4月1日から勤務するという流れになっているのです。要するに地方公務員として採用されることになるというわけです。
都立病院の薬剤師になったならば、勤務する病院は3月の上旬頃に決まることになっており、ある程度は希望を伝えておくことができるようになっています。それまでに薬剤師として実務経験がある人は、能力に合わせて給与が加算されることもあります。夜勤については、配属当初は日勤で仕事を覚えていく期間になっており、配属先によっても違いがありますが、夏ごろからは夜勤にも入るようになると考えておいていいでしょう。
薬剤師の配属先となる都立病院というのは、広尾病院、大塚病院、駒込病院、墨東病院、多摩総合医療センター、小児総合医療センター、神経病院、松沢病院です。それぞれに重点をおいている医療分野があります。また、都立病院では非常勤職員の採用も行っています。これは欠員が出たときに補充するために採用されるもので、申し込みをしてすぐに働けるのではありません。それでも、登録をしておけば欠員が出たときに面接を受けることができるようになります。
東京都職員採用試験以外にも非常勤職員登録制度があるので、都立病院で働きたいと考えているならば、どちらもチェックしておくのがいいでしょう。転職が初めてだという人は、リクナビ薬剤師のような転職エージェントを活用するのもいいでしょう。キャリアカウンセリングを受けていろいろと相談をすることもできるでしょう。登録は無料になっており、業界に詳しいキャリアアドバイザーが担当についてくれるので安心です。