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薬剤師として転職活動をしている人のなかには、特定機能病院で働きたいと考えている人もいるでしょう。特定機能病院というのは、一般病院や診療所から紹介された患者が高度先端医療を受けることができる設備が整っている、厚生労働大臣の承認を受けた医療機関です。病床数400以上、診療科は10以上、そして医師、看護師、薬剤師などの配置が基準を満たしていることが条件となります。とくに医師、看護師、薬剤師の配置については、一般の2倍以上だと言われています。
全国の大学病院や国立がんセンター、国立循環器病センターなどの80以上の医療機関が承認を得ており、来院患者の3割以上は紹介によるものとなっています。医療研修の現場としての機能もあり、それぞれの専門学会から認定された専門医、指導医が在籍している医療機関でもあります。集中治療室はもちろんのこと、無菌病室や医薬品情報管理室なども備えています。その一方で、救急医療については提供を義務付けられているわけではないのです。
高度医療の提供、高度医療技術の開発・評価、高度医療に関する研修という3つの役割を担っている特定機能病院では、専門性の高い良質な医療を受けることができます。ですから、そこで働く薬剤師に求められるのも、高い専門知識と技術、能力なのだと言っていいでしょう。そのため、転職を希望している人は、自分の能力や実績などをアピールしていくことになると考えていいでしょう。承認を受けている病院に限りがあるので、求人数自体はそう多くはないと言えます。
薬剤師の配置については、入院患者数を30で割った値が最低基準となっており、これは前述のように一般病院の2倍以上になっています。多くのスタッフが働いていることで、患者ひとりにかける時間が長く、より詳細なケアをしていくことができる点も特徴としてあげることができるでしょう。これからスキルアップ、キャリアアップをしていきたいと考えている薬剤師にとっても、知識や技術を磨くことができる就業先となっているのだと考えられます。
こういった求人数の多くはない就業先に転職したいと考えている人は、リクナビ薬剤師のような転職エージェントを活用するのがいいでしょう。扱っている求人数が多いので、そのなかから自分の希望する条件に合ったものを探していくことができます。ひとりで探すのではなく、キャリアアドバイザーに相談をすることもできます。常に最新の情報を提供してくれますし、好条件や人気の高い求人案件は非公開になっていることも多いのです。